(株)ORIGAMIは、「屋根修理・屋根の葺き替え」、「雨どい修理」そして「外壁修理・リフォーム」を専門とする、仙台の建築板金の会社です。

当社取扱いの主な屋根材

＊金属系
　　　　　
　｢ガルバリウム鋼板｣

　55％アルミニウム・43％亜鉛合金めっき鋼板を素地使用したものの総称
　で、「防錆性・断熱性・防音性」に優れた屋根材で、メンテナンス＝基
　本不要のオールマイティな屋根材です。

　寿命：50年以上
　強さ：強い
　重さ：非常に軽い
　外観：非常に良い（色彩、デザインが豊富です）
　難点：新素材の為、正しい施工技術を持った業者が、まだまだ少な
　　　　いのが実情です。
　　　　（当社は、素材に精通した「板金の匠」が折り紙付きの施工技術
　　　　　で、お客様のご要望にお応え致します）

　　　　　

　｢銅板｣

　寺社・仏閣の他、和風住宅の腰屋根用に使用され、葺いた直後のまばゆい
　輝きから年月を経て緑青が生成されるまで、魅せる屋根として色調の変化
　＝風合いの変化に｢趣き｣を感じ取ることができる屋根材です。

　寿命：50年(素地)〜100年以上
　強さ：弱い（柔らかいので変形しやすい）
　重さ：非常に軽い
　外観：非常に良い
　難点：酸性雨の影響を受けやすく、変色や穴明きが発生しやすい。
　　　　(酸性雨や電食に弱く、雨音が高いのが難点です。また 断熱性能が
　　　　 低い為、室内温度は影響され易く導入コストの他、空調費用もかさ
　　　　 む傾向にあります）

　　　　　

　｢トタン｣

　トタン屋根の種類によらず、“トタン”というのは亜鉛めっき鋼板の事を
　指します。
「防錆性・断熱性・防音性」面で、他の屋根材に比べ機能は劣りますが、
　最も安価で軽量なポピュラーな屋根材です。

　寿命：15年〜25年
　強さ：弱い（サビ穴が発生しやすい）
　重さ：非常に軽い
　外観：やや劣る
　難点：錆び易くて断熱性が悪い。塗装が必須で雨音も大きい。
　　　　(腐食が進行しやすいため、施工から10年も持たずに雨漏りが始まる
　　　　 事も珍しくありません。また銅版同様、断熱性能がない為、室内の
　　　　 温度も影響され易く、空調費用がかさむという難点があります）

　　　　

＊スレート系

　｢化粧スレート｣

　セメントと繊維を混ぜて、厚さ約5mmに成型された平板状の屋根材で、
　軽量かつ、安価。施工もしやすく現在、最も普及している屋根材です。
　メーカーのブランド名である「カラーベスト」や商品名の「コロニアル」
　が石綿スレートの代名詞として広く使用されてきました

　寿命：20年〜25年
　強さ：弱い（割れやすい）
　重さ：軽い
　外観：非常に良い(色彩、デザインが豊富です)
　難点：こまめなメンテナンスが必要です。
　　　　(スレート屋根は表面が塗装されているので、経年劣化等で定期的
　　　　 な 再塗装が必要となります。万一、メンテナンスを怠り、経年劣
　　　　 化した場 合はスレートに 再塗装をしても無駄で、ボロボロになっ
　　　　 たスレートに 塗装をしてもすぐに剥がれてしまいます）　

＊粘土系

　｢日本瓦｣

　和風建築の情緒・風情をかもしだす、日本古来の粘土を使った焼き物の屋根
　根材です。釉薬瓦（陶器瓦）の洋風瓦、無釉瓦（素焼き瓦）のいぶし瓦、
　S型瓦等、種類も豊富です。
　震災の折は残念ながら、最もダメージを受けた屋根材でした。

　寿命：50年以上
　強さ：強い
　重さ：非常に重い
　外観：非常に良い
　難点：地震に弱い、また随時、漆喰チェックのメンテナンスが必要。
　　　　(地震に弱いので、瓦の｢割れ｣、｢ずれ｣、｢浮き｣の点検・メンテナン
　　　　 ス が必須です。また随時、漆喰チェックが必要ですし、台風の後は
　　　　 地震同様、｢ずれ｣、｢浮き｣の点検・メンテナンス が必須です）　　　

　　　　　

＊セメント系

　｢セメント瓦｣

　かつての普及材で、現在では厚形スレート(プレスセメント)の洋風瓦や
　コンクリートのモニエル瓦を除き、和風型は殆ど製造されていない屋根材
　です。

　寿命：30年〜50年
　強さ：強い
　重さ：非常に重い
　外観：普通（粘土瓦風の色合いと艶で塗装されたものは”良い”）
　難点：こまめなメンテナンスが必要で、メンテナンス費が高い。
　　　　(太陽光や雨風などにより変色や塗装の剥がれがおき、数年ごとに
　　　　 チェック・点検が必要となります。そのため、定期的に高圧洗浄
　　　　 や塗装などのメンテナンス修理をしないとセメント瓦自体の劣化
　　　　 が早くなります）